【意外と知らない?】留学は帰国後が大切な理由
こんにちは、ノアです。
先日とある友人帰国者と留学トークをしていた時に、こんな話になりました。
“留学って、帰ってきてからの半年がかなり成長するよね”
本記事では、留学のアフターケアがなぜ重要なのかを解説していきます。【留学前の方】【留学中の方】【帰国予定の方】必読です。
先にネタバレをすると、【帰国後のブランク】はあなたの強みです。
解説していきます。
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もくじ
留学は帰国後が重要な理由
今回は前提として “半年~5年以内” の留学にフォーカスして話を進めていきます。3カ月は短すぎで、5年以上は”移住感”が出てくる程に長すぎるからです。
ズバリ、留学で帰国後が重要な理由は【帰国後のブランク】にあります。
そもそも、留学をする際に発生するリスクをご存知ですか?以下は簡単なリストになります。
☑ 留学から生じるリスク
- 多額のお金(例:LAに3年半で約500万円)
- 日本国内における大きなブランク
- 国内で味わえない精神的不安、苦痛
以上はあくまで個人的な意見ですが、【ハイリスク】があるのは間違いありません。そしてそこには必ず【ハイリターン】も潜んでいます。
具体的なハイリターンには個人差がありますが、潜在的なもので言うとまず間違いなく “自信” “向上心” “チャレンジ精神” が挙げられます。
もちろん海外で暮らすことで単純に得られるものは大きいですが、帰国してからの過ごし方次第で旨味の濃縮度合いが変わります。
では、どうしたら効率的に旨味を濃縮することができるのでしょうか?
旨味成分が多い半年間にやるべき事【冷める前に食べましょう】
人は新しい物事に挑戦すると、必ず葛藤と成長を味わいます。
僕たち日本人にとって海外で暮らすというのは、日常生活のレベルで葛藤に支配されることになります。
そのため、そこを乗り切った後には “成長に支配される時間” が必ず訪れます。
これを読んでいる方の中には「自分なんて留学してもそこまで努力しなかった / できる自信がない。」と思う方もいるかもしれません。
それが【葛藤】です。そしてその思いがある限り、あなたは知らないうちに【成長】もしています。
そして【葛藤】と【成長】で練られていくうちに、自分の中では濃縮された【旨味】が蓄積されていきます。
しかしここには、一つの落とし穴があります。
✔ 旨味は冷めると不味くなります(味噌汁と同じ)
そこで僕がおすすめしたいのは【鉄を熱いうち(半年以内)に打つ】という手段です。
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【先手必勝】鉄は熱いうちに打て
僕の実体験として、1年近くの長期留学を終えた後はこれまでにない『自信』や『高いモチベーション』にみなぎっていました。
それは周りの経験者も同じで、恐らくこの記事を読んでいるあなたもそうかもしれません。
しかし、同時に帰国直後は逆カルチャーショックなどのストレスもあり、時間を持て余し、“日本国内におけるブランク”に悩みがちです。
実はそのブランクこそ、あなたにとって大きな強みになります。
具体的に何をすべきかというと、“アウトプットをする” だけです。
留学は圧倒的に【インプット】の時間
留学中は新しい情報や得るものがかなり多く、圧倒的な【インプット】の量が魅力です。
そのため、蓄積した情報やスキルを自分のものに変換するために【アウトプット】は必須です。
そしてそのために活用したいものこそ、【ブランク】です。
ブランクはクオリティ・タイム?
ブランクと聞いてあまりポジティブな発想をする人はいないかと思いますが、それはむしろもったいないことです。
- 帰国~就職までの時間
- 浪人した数年間
- 怪我などのトラブルで働けなくなった時
- 定年退職後
上に挙げたのは人々が悪い意味で【ブランク】として捉えてしまう時間です。
多くの帰国者たちは、この時間ですぐに仕事を探して就職しなければ、というプレッシャーと戦います。
そのため、せっかく熱くなった鉄を冷まし、ぬるっと会社で働き始めて大切な熟成期間を逃してしまいます。
僕がある意味恵まれていたのは、怪我の事情があったために半年を【アウトプット】の時間に割くことができた点です。
3年半の留学後にニートというのは、人生のブランクに陥ったと考えるのが一般的ですが、この時間こそ旨味を熟成させるカギを握っている “クオリティ・タイム” です。
発信されない情報は腐っていきます
僕はこのブランクをとにかく “旨味を濃縮する期間” として【アウトプット】に注力しました。
具体的には以下の3つです。
☑ ブランクで旨味を引き出す3つの方法
- 日本の友人に土産話をプレゼント
- アメリカの友人に日本の良さをアピール
- 当ブログを通して留学体験を発信
残念ですが、どれだけたくさんの経験や情報を得ても発信しなければ必ず忘れていき、廃れてしまいます。
僕のある友人は、帰国後すぐに働き始めるも、新しい人と出会っては経験談を話し、アウトプットを続けた結果かなり留学体験が言語化できたと言います。
このケースも、ただ黙々と働いて時間を過ごしていれば、記憶は徐々に薄れせっかく熱せられた鉄も冷めてしまったでしょう。
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ブランクは全然あって良いものですよ
そもそも【ブランク】という言葉に悪意がありますよね。
ブランクは大切な時間です。
熱い鉄を打つためにそのための時間を作るように、あなたの中の旨味成分を濃縮させるには、そのための時間が必要です。
✔ ブランクというクオリティ・タイムであなたは成長します
その半年間のクオリティ・タイム、あなたならどう使いたいですか?
まとめ
半年というのは短いようにも感じますが、あまり焦らずポイントを絞って時間を過ごせば何も問題ありません。
✔ そのままゆっくりで大丈夫です。
決して今の時間を【ブランク、無駄な時間】と考えず、蓄積した旨味を濃縮するための【クオリティ・タイム】として、大切に過ごしましょう。