【伸びない理由】何がわからないかわからない病
こんにちは、ノアです。
以前仕事で英語やドラムを教えていた時に、良く生徒から言われていたことがあります。
・勉強しているのに伸びません ・なんで上手くならないのかわかりません
本記事では、勉強において上記のような疑問を持っている人に簡単なアプローチから原因を説明していきます。
基本的には英語以外のものにも当てはまるので、要チェックです。
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もくじ
何がわからないか わからない病【早期治療しましょう】
嘘ですが、学術的には【ナニガワカラナイ・カ・ワカラナイ病】という、比較的すぐに治療ができる病気です。
上記のような生徒に、どこがわからないのかと質問すると、まさに返ってくるのが「わかりません。」という回答でした。
1の次には必ず2が来る話
皆さんは数字を数える時どうやって数えますか?
多分ほとんどの人が順番に「1, 2, 3, 4, 5…」と数えますよね。
「1, 3, 27, 18…」と飛ばし飛ばしに数えると、必ず迷子になります。
実はこれ、英語を学ぶ時もまったく同じで、
「何がわからないか、わからない…」となっている人たちは
飛ばし飛ばしに数えて(勉強して)いる状態です。
具体例を挙げると、以下の通りです。
問題の原因がわからない3つの理由
- 問題のプロセスを理解していないから(例:数学の公式)
- 頭ごなしに「〇〇が正しい」と教わったから
- 思考が停止しているから
理由だけ見るとテンション下がりそうですが、
実はこれ、あなたに問題があるわけではありません。
日本は今でも「目上の人の言うことを、思考停止させて鵜呑みしなさい」という学習スタイルが根付いてしまっているので、ある意味わからなくなるのは仕方がありません。
とはいえ、問題を明確にすれば解決もできます。
解説していきましょう。
問題を明確化する1つの方法
色んな方法がありますが、ファーストステップとなる方法を紹介します。
✔ 自分を客観的に観察する
多くの人がそもそもここに苦労しますが、それは単純にやり方を知らないだけです。
僕も学生の頃はダメダメでしたが、以下の方法で少しずつできるようになりました。
具体的に見ていきましょう。
レベルチェックで自分を知る
1番シンプルな方法は【レベルチェック】をしてみることです。
つまり“自分がどれくらい理解できているか”を知るのが初めの一歩になります。
今回は英語のレベルチェックとして、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行ったスピーチの一節を見てみます。ここではひとまず、今のあなたがどれくらい理解できるかを確認してみましょう。
“Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backward.”
こちらの文章では、大きく分けると2点、レベルがはっきりするポイントがあります。
- 単語力が足りていない
- 文法力が足りていない
そもそも単語がわからない人の場合は純粋に「単語力」、
“dots” 以降の “looking forward;” あたりがわからなければ「文法力」が欠けています。
このように、完成しているもの(ネイティブの英語)を読むことで「自分は何がわからない?単語がわからないのか!」というように問題がハッキリします。
楽器ならプロの演奏を真似してプレイしてみる、
プログラミングならウェブサイトを真似して作ってみるなど、
本物っぽくやってみることで簡単にレベルチェックができます。
プロに教えてもらう
もう1つは【問題をすでに解決した人に教えてもらう】ことです。
僕はできればこれをオススメします。なぜかと言うと、『わからないポイント』を明確に指摘してもらえるからです。
その人も同じ問題にぶつかったことがあるので、あなたの問題点をハッキリと指摘してくれます。
僕はこの2つの方法を知らなかったために、ある悲しい体験をしました。
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【実体験】ゲームを「はじめから」にした話
これはある育成RPGゲームをしていた時の事ですが、僕の中にはある1つのセオリーがありました。
✔️ 育成RPGはとにかくキャラを強くする
ちょっと飛躍した例え話ではあるのですが、僕のこのセオリーは完全に【頭ごなし&思考停止】でした。
そしてバカみたいな問題が起きました。
序盤にキャラクターを強くさせ過ぎたせいで、負けシナリオで負けることができなくなりました。
(ナルトが強くなり過ぎて再不斬の攻撃が効かなくなった ←)
「負ける → シナリオが進む」とプログラムされているゲームなので、攻撃が効かない僕は「はじめから」にせざるを得ませんでした。
しつこいですが、数字は1から順番に数えよう
僕がこのゲームを通して学んだ教訓こそが、正しい数字の数え方です。
それぞれのステージには見合ったレベルがあります。早くレベルアップして友達より強くなりたいと思うのは仕方がありませんが、ここはプライドを捨てて1段ずつ階段を上りましょう。
じゃないと意外なところでつまずきます。
次に、もう “1, 3, 29…” と進んできてしまってきた「何がわからないか わからない病 – レベル04」くらいの方に向けて発信します。
【超簡単】明確になった問題をクリアするだけ
結論から言うと、紹介してきたやり方で明確にした問題を、1つずつクリアしていくだけでOKです。
具体的な方法は以下の2つです。
1. 自分で解決する【ggrks】
1つ目は、とにかくググって自力で解決する方法です。「難しい」と感じるかもですが、むしろググり力(検索力)が身につくと基本的にどんな問題が出てきても無敵、人生はイージーモードになります。
今の時代、ググれば大抵の情報が出てきます。
多分この記事を読んでいるのは学生さんがほとんどだと思いますが、
検索力を身につけると社会人生活はクリアしたも同然です。
僕は動画編集や通訳、翻訳なんかを仕事にしていますが、今まで使ってきた教材は【Google】と【YouTube】の2つだけです。
実を言うと、プロとして活動していたドラムも習ったことはありません。
まずは今すぐやってみると良いですよ。控えめに言って、人生が激変します。
2. 人に教えてもらう
2つ目は、プロに問題を指摘してもらう方法です。
上記で「ggrks (= ご自身で調べてくださいね)とか言ってたくせに」って思うかもですが、教えてくれる人がいるならこれがベストです。
💡 『スピード』と『効率』が段違いに良いです
身近にいる「できる人」に聞いてみるのもありですね。先輩や家族など。
もしいなければ、よく広告を見かけるサービスを使うのが手っ取り早いです。
英語学習なら、例えばスタサプを3ヶ月だけ集中して学習するなど、
少し値段は張りますが問題意識を持っている今やっておけばかなり伸びるはず。
キャッシュバックの最新情報なども、以下のリンクから確認できます。
▶︎参考リンク: スタディサプリ【小学生コース〜社会人・ビジネスコースまで!】
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まとめ
最後に、先ほど紹介したスティーブ・ジョブズの例文の日本語訳を紹介して終わります。
“もう一度言いますが、未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない。君たちにできるのは、過去を振り返って繋げることだけです。”
1から飛ばして8、という歩き方も不可能ではありませんが、点と点が繋がらなくなると後からかなり苦労します。
めんどうかもですが、今から2に戻って回収することは意外と簡単です。
振り返ってきれいな成長曲線が見えると本当に嬉しいので、今のうちに対処してみてください。