【実用英語】海外で実践した5つの使えるイディオム集
こんにちは、ノアです。
2019年(25歳)の時点で海外滞在歴は4年と半年になります。
わかりやすい実績で挙げておくと、17歳で英検準一級、IELTS(イギリス版TOEFL?)6.0点(= TOEIC:740~820点換算)を取得しました。
本記事では、実際に僕が海外生活で頻繁に使った “実用的な” イディオム(熟語)を5つ厳選して紹介していきます。
知っているだけでも得意な気分になって楽しいので必読です。
スポンサードサーチ
もくじ
海外で実際に使った実用的な5つのイディオム

そもそも僕がこの記事を書こうと思った理由ですが、それは資格試験の勉強中に以下のような疑問が浮かんだからです。
☑ 勉強中の素朴な疑問
✔ 本当にこれ使えるのかな?
「日本人なんだから英語なんて使わない!」と中学生の時に悪態をついていたのは秘密ですが、そんな僕でも果たして本当に使えるのか、現地で実際に試してきました。
今回紹介するのは中でも “僕がよく使った・助けられた” イディオムです。
その5つがこちら。
メジャーなものからマイナーなものまでありますが、詳しく見ていきましょう。
その1.Under the weather

こちらはもしかすると、少々古めなので聞き慣れないかもしれません。
ちなみに意味はこうです。
✔ 体調がすぐれない
日常会話の中では “sick (病気)” や “feeling bad (気分が悪い)” を使うのが一般的ですが、少しフォーマルな場面や小説の中ではよく見かけるイディオムです。
実は初めて海外に行った時に一番最初に使ったイディオムでもあり、これにとても助けられた経験があります。
当時の場面も説明しつつ、具体的な例を挙げます。
- ~Under the weather~
- me: I’m feeling under the weather…
- prof: Oh are you ok? Let’s take some rest now!
- 訳:体調がすぐれない
- 僕:体調がすぐれません…
- 先生:あら、大丈夫?少し休憩にしましょう!
これを実際に使ったのは16歳の時、ニュージーランドへ留学した時の事でした。
初海外の悲劇
初海外という事もあり、疲れやストレスもあったので到着した時点で少々体調を崩していました。
空港に着くと、留学先の先生が迎えに来られていたので車でホームステイ先まで送っていただいたのですが、そこが悲劇の幕開けです。
✔ プロ酔い師、車酔いする
隠すことでもありませんが、何を隠そう僕は昔から乗り物酔いがひどいタイプです。
その時点でかなりパニクったわけですが、悲劇はここで終わりません。
というのも、当時の僕は英語がほとんどしゃべれませんでした。
そんな状況であたふたしながらポロっと出たイディオムが “under the weather” です。
ここで “Sick! Sick!!” と叫ばないあたり、僕の真面目さがにじみ出ていますね。
何はともあれ、その後しっかりと先生も反応してくれ、近くの公園で休んでから家に向かいました。
個人的にとても助けられたイディオムの1つです。
スポンサードサーチ
その2.Take it easy

次に紹介するのは、割と聞き慣れたイディオムだと思います。
意味は以下の通り。
✔ 気楽にね/ 落ち着いて/ またね
直訳すると “簡単に取る = 楽に捉える” というイメージです。
余談ですが、僕がイディオムで最初につまずいた理由は『意味がいくつもある』という点です。
なので、こちらのイディオムに関してはそれぞれで解説していきます。
気楽にね!
まず最初は “気楽にね” の紹介です。
テスト勉強がはかどらない時、何かが上手くいっていない時のようなシチュエーションを想像してみて下さい。
- ~Take it easy 1~
- A: I screwed up again…
- B: Hey no worries! Take it easy!
- 訳:気楽にね
- A: またやらかしちゃった…
- B: 心配ないよ!気楽にね!
この言葉を言われるとかなり安心する、優しいイディオムですね。
英語の表現は難しいところもありますが、“take it easy” です。
続いて説明していきましょう。
落ち着いて!
次に “落ち着いて” の紹介です。
こちらは先ほどとは打って変わって、今にも喧嘩が始まりそうな険悪なシチュエーションを想像してみて下さい。
- ~Take it easy 2~
- A: wanna fight?!
- B: Hey hey hey take it easy man!
- 訳:落ち着いて!
- A: やるか?!
- B: 待て待て落ち着けって!
状況的にはあまり遭遇しませんが、その他にも友達がイライラしている時に “Take it easy, it’ll be alright! (落ち着いて、大丈夫だよ!) “ と言ってあげることもできますね。
最後に変わり種の紹介です。
またね!
こちらの “またね” は洋画などでも見かけることがありますね。
飲み会の帰り際などを想像してみて下さい。
- ~Take it easy 3~
- A: I gotta go now, otherwise my wife’s gonna get mad!
- B: At least you got married though! Ok take it easy man!
- 訳:またね!
- A: もう帰らないと。嫁さんに叱られちゃう!
- B: 結婚してるだけ良いけどな!OK、じゃあな!
もちろんジョークを交えなくても、自然と別れ際に使えるイディオムです。
その3.Running late

次に紹介するのは学生から社会人まで使える便利なイディオムです。
意味合いはこちら。
✔ 遅刻している
今まで結構色んな参考書や単語帳を見てきましたが、あまりこれを見たことはない気がします。
これはいかなる “遅刻しそうな” シチュエーションでも使うことができます。
- ~Running late~
- I’m sorry I’m running a little late. I’ll be there in 10 min.
- 訳:遅れている
- すみませんが、少し遅れています。10分以内に到着します。
多少カジュアルな言い方ではありますが、どんな場面でも適応できる便利なイディオムです。
スポンサードサーチ
その4.Feel free

こちらのイディオムは学校の先生や上司、ホームステイ先でもよく言われるかと思うのでしっかりおさえたいですね。
意味は以下の通りです。
✔ 気軽に〇〇してね
中でも特に言われたのは “学校の先生” でした。学生時代を思い出して以下の例文を読んでみて下さい。
- ~Feel free 1~
- If you have any question, feel free to ask me!
- 訳:気軽に〇〇してね
- もし何か質問があれば、気軽に質問してね!
その他にも、はじめてお邪魔するお家などでも以下のように使われることがあります。
- ~Feel free 2~
- A: Excuse me, can I use the bathroom?
- B: Yeah feel free!
- 訳:気軽に〇〇してね
- すみません、お手洗い借りても良いですか?
- うん、もちろん!
“Feel free” と言われた時は本当に気軽に何でも聞いて大丈夫です。
その5.You can’t judge a book by its cover

最後に紹介するのは、英語のことわざとしても知られるオーソドックスなイディオムです。
少し長いですが、意味合いは以下の通りです。
✔ 物は見た目で判断できない/ 人は見かけによらない
直訳すると “本の内容は表紙では判断できない” です。見た目とは裏腹に面白い本、つまらない本がありますね。
せっかくなので、今回紹介した全てのイディオムを使って説明します。
- ~You can’t judge a book by its cover (総集編)~
- A: Oh my gosh I’m running late again!
- B: Hey take it easy man! Just make up some excuses!
- A: I’m sorry sir, I, uhh, I…was feeling under the weather and…
- Prof: Hmm, You can’t judge a book by its cover. I thought you were more decent. I need to talk to your parents for a bit.
- A: …feel free.
- 訳:人は見かけによらない
- A: ヤバい、また遅刻する!
- B: おい落ち着けって、何か言い訳を考えよう!
- A: すみません先生、あの、えっと、ちょっと体調が悪くて…
- 先生: まったく、人は見かけによらないね。君はもっとまともだと思っていたよ。親御さんと少し話さないとね。
- A: …ご勝手に。
少しやんちゃな少年が想像できますね。
このような少し長めで難しそうなイディオムを使って会話をしてみると、自分の成長度合いも実感できるのでかなりおすすめです。
スポンサードサーチ
まとめ

今回紹介したのはあくまでもほんの一部ですが、どれも日常生活で使ってきた実用的なイディオムです。
その他にも日常会話に花を持たせるイディオムはたくさんあります。
以下の記事では、僕が実際に海外に住んでいる時にも読み込んできた英単語・イディオムの本を紹介しています。
かなりおすすめの英単語帳なので是非チェックしてみて下さい。
パラパラ読んでいると、「あ、これなら使えそう!」というものと出会うので、そういうものをまずは簡単に使ってみると良いです。
なお、僕の留学の体験談は以下の記事にまとめてあるので参考までに。